金属用
単発型
一つの工程を一つの金型で製作する手法でもっともシンプルな手法といえます。基本的には手動でのプレスを想定する事が多いです。
品質こそが経営の基礎という認識のもとに、限りない満足のため、ハイクオリティを1ランク上の人材と設備を備え、全員参加で追及します。
労使一体の意識に徹し、意欲的・フレキシブルに技術開発を推進し、心の通う真のパートナーとなる販路の開発に努め、縁の下の力持ちとなり、企業の繁栄と社員の生活向上を実現し、地域社会に貢献する企業を目指します。
金属用
順送金型
1つの金型の中に複数工程を一定ピッチで配列し、ロール材を一定ピッチで進めることで加工工程を積み重ねていく手法です。 大量生産にもっとも優れた手法のひとつです。
金属型
トランスファー型
トランスファーとは「移動する・乗り換える」の意味です。1台のプレス機上に複数台の単発金型を配置し、金型間をロボットフィンガー等の搬送装置にて製品を「乗り換え」させて生産する手法です。大量生産が容易で比較的大きな製品に対応する事が可能です。
金属用
ラインペーサー金型
プレス機を横方向に複数台設置し、それぞれのプレス機に各工程の単発型をとりつけ、プレス機間は製品をロボットアームで搬送しながら複数工程を一括生産する手法です。ロボットラインと呼ばれることもあります。
フィルム・テープ用
フィルム・テープ型
PET系の材料、または粘着テープ系の材料を打ち抜くための金型です。 被プレス材が弾力性と粘性があり切断させるためには打ち抜き部分のクリアランス（隙間）はゼロを狙う必要があります。機械精度だけでは到達できない領域であり金型職人の技能が必要となります。
フィルム・テープ用
彫刻型
熱処理済のプレートを直接削り出して刃を成形します。この彫刻刃プレートを金型に組み込むことでフィルム・テープ系のプレスに効果を発揮します。 パンチ先端などに同様の加工をすることも可能です。
フィルム・テープ用
樹脂プレス型
樹脂系の材料をプレスするための金型です。クリアランスの設定が難しく経験と技術が必要となります。
プリント基板用
リジット基板用金型
プリント基板のベース材である、ガラスエポキシ樹脂またはガラスコンポジット材をプレスするための金型です。総抜きコンパウンド型が主流となります。
プリント基板用
FPC基板用金型
ポリイミドをベース材とした材料を打ち抜くための金型です。被プレス材がフィルム系の材料である為、フィルム打ち抜き型の技術を応用します。
プリント基板用
リジットフレキ基板用金型
リジット基板とFPC基板の両方を複合した基板であり、リジットフレキ基板用の金型には両方の技術と知見が必要となります。
プリント基板用
金属ベース基板用金型
放熱性に優れた金属をベースとしたプリント基板用の金型です。 プリント基板と金属の両方の知識と技術が必要となります。
プリント基板用
分割金型
部品が実装されたプリント基板を分割するための金型です。
その他
クレジットカード用金型
プラスチックカード類、ICカード類、プリペイドカード類を成形するための金型です。
その他
熱プレス成型用金型
主に熱可塑性の素材を成形するための金型で、熱伝導率の高いアルミを母材とする金型が一般的です。
その他
精密治工具・パーツ製作
当社は、金型製作において培ってきた技術とノウハウを応用し、精密治工具やパーツの製作にも取り組んでいます。豊富な経験と高度な技術により、お客様からの高い評価を得ております。また、金型製作メーカーからの金型用パーツ、プレートも承っております。お互い熟知した者通しでの製造打ち合わせは非常にスムースで迅速・正確です。
現在、自動車産業を筆頭とするモノづくりの現場では、100年に1度ともいわれている大変革期を迎えており、次の時代を切り開くためには研究・開発への取り組みが非常に重要なテーマとなっております。 当社は長年の金型製作において培ってきた技術とノウハウにより、お客様のモノづくりを支えるパートナーとして製品開発に貢献するために幅広い知見と技術を持ったスタッフが、お客様と共に開発に取り組み高い評価を得ております。
また、お客様からの試作や開発の依頼には、非常に機密性の高いものも含まれますが、当社はお客様のニーズに対応するため、適切な保密体制を確保したうえで業務にあたっており絶対的な信頼を得ております。 当社は、お客様とともに成長し高品質かつ高精度な技術力を提供することで不可能を可能とし、お客様の開発テーマの成功に貢献します。
打ち合わせ
お客様からの要望やヒアリングした内容を展開して、製造打ち合わせを実施します。製作において問題になりそうな事柄や、改善する事により効果的になる様な事柄を確認しお客様にフィードバックするなどしてより良い製品になる事を目指します。
設計
製造打ち合わせの内容に基づき、CADソフトを使用して金型の設計図を作成します。金型の形状や寸法、材質などを考慮し、機能的かつ高精度な設計図を作成します。また、お客様とのやりとりを重視し、修正や変更に柔軟に対応します。正確な設計が製作工程の基礎となります。
MC （マシニングセンター）
切削加工の工程です。自動化されたマシニングセンターを使用し、複数の工具を交換しながら、金型の形状や寸法に合わせた切削加工を行います。高速、高精度で効率的な加工ができます。完成品の精度に大きな影響を与えるため、確実な加工が求められます。
EDM （ワイヤー放電加工機）
工作物と走行する極細のワイヤー電極との間の放電現象を利用して加工を行う工程です。切削では加工できないような微細な形状の加工が可能となり主に金型の刃先部分や、 微細加工・精密加工などに利用されています。
仕上げ
当社では、最新鋭の機械を導入し、高い加工精度を実現していますが、金型の製作においては機械だけでは絶対に出せない領域があり、技術者による職人の技も欠かせません。当社の技術者は長年の経験と技術を持ち、機械だけでは表現できない細かな調整を行い、高品質の金型を製作しています。
試抜きTRY
プレス機に取りつけてサンプルを作成します。 同時に量産性も確認しお客様の使いやすい金型であるかチェックします。
検査
サンプルを測定、評価しお客様の要望通りの製品に仕上がっているか確認します。
出荷
様々な工程を経て晴れてお客様のもとにお届けします。お客様の工場のプレス機での量産確認などアフターフォローも万全です。